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欧州で最も危険な銀行 ワースト10

Business Insider
コンサルティング会社アルバレツ・アンド・マーサル(Alvarez & Marsal)は、ヨーロッパの大手銀行をその業績に基づきランク付けした。
ランキングは、収益性やレジリエンスに関する13の「主な業績評価指標」をもとに作られている。これにより、ヨーロッパの銀行の中でどこが最も安全か、どこが最も危険かが分かる。
アルバレツ・アンド・マーサルはレポートの中で、「4つの銀行が後れをとっていて、これらの銀行は戦略を見直し、事業の一部を再編する必要がある」と指摘している。
その中から、ヨーロッパで今、最も危険な銀行 ワースト10を見ていこう。

10位 バークレイズ(Barclays) —— イギリス
9位 コメルツ銀行(Commerzbank) —— ドイツ
8位 UBS —— スイス
7位 ロイズ銀行(Lloyds) —— イギリス
6位 カイシャバンク(Caixa Bank) —— スペイン
5位 BNPパリバ銀行BNP Paribas) —— フランス
4位 BPCE —— フランス
3位 ソシエテ・ジェネラル(Societe Generale) —— フランス
2位 DZ銀行(DZ bank) —— ドイツ
1位 ドイツ銀行Deutsche Bank) —— ドイツ

こうしてみると、ユ-ロ圏の中枢であるドイツ、フランスに集中していることがわかる。
中国がコケるとドイツもコケる、と同時にフランスもコケる。
金融危機はもう二度と起きない」、そんな観方もあるようだが、それは前回の世界的金融バブル期にも観られたものだった。
今後、目の当たりにする事実こそがすべてである。