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パウエル議長、利下げ示唆

ブルームバーグ
●力強い雇用市場より下方リスクを強調

FRBのパウエル議長は10日、中国との貿易戦争などのリスクを指摘したほか、力強い6月の雇用統計を受けても米金融当局の見通しは変わらなかったと議会で証言した。今月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で政策金利を引き下げるとの市場の観測が強まった。 
6月のFOMC声明からは、政策金利の判断において「辛抱強くなる」との文言が削除され、利下げへの道が開かれた。
議員との質疑応答で、6月の非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を上回る力強さを示したことが金融当局の見解を変えたかと質問され、「率直な答えはノーだ」と答えた。
議長証言を受け、市場では今月30、31日の次回FOMC会合で利下げが行われるとの予想が強まった。証言内容が伝わった後、S&P500種株価指数は一時、史上初の3000台に上昇。米国債は上昇、ドルは下落した。


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