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ユ-ロ/円のベア相場はこれからが本番へ

ZEW景況感指数は、ドイツのZEW(欧州経済研究センター)が発表する景況感についての調査結果(景況感指数)です。これは、今後6カ月の景気見通し(良くなるか、悪くなるか)について、アナリストや機関投資家、市場関係者などに行ったアンケート調査を基に算出した指数となっています。"良いという回答"から"悪いという回答"を差し引いたもので、ゼロを基準としています。
一般にZEW景況感指数は、Ifo景況感指数とともに注目度が高く、ECBの金融政策にも大きく影響を与えると言われています。
この指標が、実にユ-ロ/円の推移と合致しています。ベア相場(下落相場)、ブル相場(上昇相場)とリンクしています。
私fxdondonの予想としては、2019年後半から来年2020年にZEW景況感指数が『統計開始以降、最悪』という結果を更新していくものと観ています。
よって、ユ-ロ/円のベア相場はこれからも続くものと観ています。


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ZEW景況感指数
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銀行向け長期資金供給プログラム(TLTRO)

ブル-ムバ-グ 
欧州中央銀行(ECB)が6日に発表した銀行向け長期資金供給プログラム(TLTRO)の詳細は、妥協策として決着したと、事情に詳しい関係者が明らかにした。政策委員会内では、もっと厳しい条件を求める声があったという。
今回で第3弾となるTLTROでは、当初はリファイナンスオペの最低応札金利(0%)に0.1ポイント上乗せの金利で提供される。銀行が融資活動を増やした場合には、中銀預金金利(マイナス0.4%)に0.1ポイント上乗せした水準まで金利が低下し得るとされたが、この条件は前回のTLTROほど銀行にとって恵まれてはいない。

TLTRO第3弾が開始され次第、ユーロはあらゆる通貨に対して下落と予想。
また、インフレ期待値が下方修正された場合も、TLTRO第3弾が意識されてユ-ロは下落か。