ドイツ経済の低迷

ドイツ経済省は発表した月報で、世界的な貿易摩擦が輸出に依存する工業セクターに打撃を与えており、第２・四半期のドイツ経済は低調との見通しを示した。ドイツは、昨年第４・四半期に辛うじて２四半期連続のマイナス成長を回避した後、第１・四半期は前期比０．４％のプラス成長を達成した。しかし、第２・四半期はゼロ成長に陥るのではないかという懸念が強まっている。
ドイツの製造業は、米中、米欧の貿易戦争のあおりをうけ、４月の鉱工業生産と輸出はともに急減した。
経済省は、サービス業の回復が経済の支えとなっているとし、最近のデータはサービス業と製造業とで明暗分かれると指摘した。

まぁ、どこまでドイツ経済にダメ－ジが及ぶのか注目。
製造業ＰＭＩは50を大きく割り込んでいる。

ドイツの企業倒産件数は、今のところそれほど顕著に増加はしていない。