株価指数先物取引参加者別手口

株価指数先物取引参加者別手口

●ゴールドマン・サックス証券
日経２２５先物手口・建玉（ポジション）推移

２０１９年０３月０１日（金）　-27864
２０１９年０４月０１日（月）　-30282
２０１９年０５月０７日（火）　-14282
２０１９年０６月０４日（火）　-8943

●ＪＰモルガン証券
日経２２５先物手口・建玉（ポジション）推移

２０１９年０３月０１日（金）　4786
２０１９年０４月０１日（月）　14344
２０１９年０５月０７日（火）　7523
２０１９年０６月０４日（火）　5171

●野村證券
日経２２５先物手口・建玉（ポジション）推移

２０１９年０３月０１日（金）　-8550
２０１９年０４月０１日（月）　　2745
２０１９年０５月０７日（火）　-15226
２０１９年０６月０４日（火）　　210

ゴールドマン・サックスは弱気姿勢を継続。４月に空売りを増やし、直近では株価下落で利益確定し、空売りポジションは縮小させている。まずまずの成果か。
ＪＰモルガンは対照的に、４月に買い増し。高値掴みの典型で、直近の株価下落で損切りし、買い持ちポジションを縮小させている。強気一辺倒だったＪＰモルガンも、さすがに買い持ちポジションを増やせないでいる。
野村證券は、大型連休でのフラッシュクラッシュ警戒から５月には空売りポジションを急増させた。５月にフラッシュクラッシュは無かったものの、昨今の株価下落で利益を確定したもよう。直近で大幅な株価下落は想定していないようで、若干の買い持ちポジションとなっている。

日経２２５先物の取引日：～２０１８年１２月１４日　限月：１９－０６のポジションでは、
ゴールドマン・サックス証券　-3336
ＢＮＰパリバ証券　-2615
ソシエテジェネラルセキュリティーズ　-767
エービーエヌ・アムロ・クリアリング証券　-628
ＪＰモルガン証券　-389
野村證券　-204
が主な空売り筋。
一方、買い持ち筋は、
シティグループ証券　1000
ＵＢＳ証券　2293
モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券　3300
となっている。
ただ、最近モルガン・スタンレーは世界経済に関して悲観的なレポ－トを発表しているので、おそらく買い持ちポジションを縮小させるものと思われます。
普通に考えて、企業が業績を上方修正するよりも下方修正するのが圧倒多数でしょうから、株価は下がって当然、そう考えるのが妥当でしょうかね。