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fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

ポンド下落となるかどうか

イングランド銀行は、政策金利を0.75%に据え置きとすることを発表した。

【金融政策】
・英中銀、政策金利を0.75%に据え置きとすることを決定
・資産購入枠を4350億ポンドに据え置き決定

注目はカーニー総裁の会見と中銀の最新の経済予測に集まる。持続的な景気の弱さを強調すれば、ポンドは1%以上急落し1.28ドルに近づく可能性があると、トロント・ドミニオン銀行が警告した。
ブルームバーグ調査でエコノミストらは、英中銀が成長とインフレの見通しを下方修正すると予想した。
また、ブルームバーグ・エコノミクスのダン・ハンソン氏は「英中銀がタカ派的なメッセージを送ると考えている。金利見通しはEU離脱を巡る混乱で不透明になってきたが、中銀は5月にも利上げする可能性に投資家を備えさせたいと望むだろう」と述べた。
短期市場は次回の利上げが2020年2月までにある確率70%を織り込んでいる。

利上げを織り込んだポンド高が調整される可能性は高いと観る。

さて、2月7日の英国 のニュースから。

【英国】メイ首相、きょうEU首脳陣とブリュッセルで会談(AFP、BBC)
【英国】エネルギー当局、4月から電気・ガス料金の上限を引き上げ(フィナンシャルタイムズ、BBC)
【英国】旅行トーマス・クック、第1四半期は赤字拡大=航空事業の売却を検討(フィナンシャルタイムズ、BBC、ロイター)
【英国】アパレルのスーパードライ、第3四半期は1.5%減収(フィナンシャルタイムズ、ロイター)
【英国】医療機器スミス・アンド・ネフュー、通期は7.6%減益(ロイター)
【英国】保険引受業者ビーズリー、通期は利益半減=自然災害響く(フィナンシャルタイムズ)
【英国】イングランド南東部ケント州、ラムスゲート港の整備予算案を否決か=ブレグジット後の緊急輸送対応(BBC)
【英国】トランプ米大統領、12月に2度目の訪英へ(BBC)