フランス大手銀行リストラへ

ブル－ムバ－グ
フランスの銀行、ソシエテ・ジェネラルは投資銀行での人員削減を通じ、年間少なくとも１億ユーロ（約125億円）の経費節減を目指している。昨年10－12月（第４四半期）のトレーディング低迷を受けたもので、事情に詳しい関係者が明らかにした。
匿名で語った関係者によると、コスト削減の規模はさらに大きくなる可能性があり、対象はグローバル・バンキング・アンド・インベスター・ソリューションズ部門に絞られる。計画は来週にも公表の可能性があるという。同行は２月７日に決算発表する。
ソシエテは株式デリバティブ（金融派生商品）や仕組み商品で従来見せてきたトレーディングの強みは維持を目指す公算が大きく、人員削減対象は利益が比較的弱い債券分野になりそうだとも関係者は述べた。

BNPパリバといい、フランスの大手銀行は厳しそうですね。
BNPパリバは、国際資本市場分野における世界的メディアであるGlobal Capital社が主催するグローバルデリバティブ・アワード2018において、「調査及び戦略」部門、並びに「クレジット・デリバティブ」部門で最優秀金融機関として選出されました。これは、9月の出来事でした。
ところが、10月以降、株価下落や相場の変動で、さぁ大変。
BNPパリバ中国は、2018年12月7日に、中国銀行間市場取引者協会(NAFMII)より、中国国内で非居住者が発行する人民元建て債券（パンダ債）引受けのライセンス(タイプB)を取得しました。これから、中国人民元、パンダ債に手を出そうというわけです。こりゃ、危険。