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トランプ氏 「国境の安全のためなら、喜んで政府を閉鎖する」

NYダウ平均は続落し、507・53ドル安の2万3592・98ドル。
約9カ月ぶりの水準に戻った。FRB連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、利上げへの警戒感があるとされるが、著名投資家のガンドラック氏が米株式市場に関して「弱気相場」入りとの見方を示したことも、投資家心理に影響を及ぼしているらしい。
金利先物の相場動向では、市場が織り込むFOMCでの利上げ確率は70%を上回っている。仮に利上げが見送られた場合、金融当局者が公に認めているよりも、当局がずっと景気に懸念を抱いているのではないかとの警戒感が金融市場に広がりかねない。
さらに、米議会はつなぎ予算を21日まで延長して政府機関の閉鎖は回避されてきたが、その期限も近づいてきた。毎度お騒がせの政府債務上限問題は、何かしらの問題を引き起こす。
トランプ氏は、メキシコとの国境に壁を建設する予算を民主党が全額認めなければ政府閉鎖も辞さない強硬姿勢を示し、「国境の安全のためなら、喜んで政府を閉鎖する」と発言。
ねじれ議会の動向にも注目です。