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ゴールドマン、円強気に転じる

ブルームバーグ
ゴールドマン・サックス・グループは自称、長期的な円弱気派だが、向こう1年には円が上昇すると予想した。
米国の経済成長減速と金融市場の変動性の高まり、日本銀行の景気刺激策の縮小見通しを背景に、円は今後1年で1ドル=108円まで徐々に上昇すると、ゴールドマンの世界FXおよび新興市場戦略共同責任者のザック・パンドル氏らストラテジストが18日のリポートで予想した。
パンドル氏らは「より厳しい世界的リスク環境は、2019年についてより建設的な見方を促す」とリポートで指摘。「たとえ米金融当局が予想以上のペースで利上げするとしても、米国の成長鈍化と市場のボラティリティー上昇は円を押し上げる傾向があることがこれまでの例で分かっている」と分析した。
円は向こう3、6、12カ月に対ドルで112円、110円、108円と徐々に強含むとの見方だ。
日本銀行が一段の緩和縮小を示唆する可能性がある上、日米の貿易交渉で米政権が円の弱さに注目する公算もあるとパンドル氏らは論じた。

まぁ、円強気派にとってはありがたい見方。
ただ、ニーマルショックを見据えて、2年後のレート予想を聞いてみたいものです。

かたや、日本のリテール投資家がポンドの円に対するロングポジション増やしている。

ブルームバーグ
日本のリテール投資家は先週の急落後、英ポンドに対する強気の見方を強めた。ポンドは欧州連合(EU)離脱を巡る政治混乱の悪化を受けて急落した。
日本のリテール投資家は先週、ポンドの円に対するロングポジションを今月初めて増やした。ポンドは先週、円に対して1.9%下げた。東京金融取引所のデータによると、日本のリテール投資家は過去1年、ポンドの下落局面で押し目買いをする傾向がある。
外貨どっとコム総研の神田卓也調査部長は、ポジションのデータは日本のリテール投資家がポンドについて底値に近いとみていることを示していると述べた。EU離脱を巡る不透明感は非常に高いが、リテール投資家はポンド相場の低い水準に注目しているのだろうと語った。
東京金融取引所のデータによれば、16日の日本の個人投資家のポンド・円ネットロングは3万6452枚(3億6450万ポンド=約530億円相当)だった。