ドル/円のレート予想から
昨年末に予想された金融関係者のドル/円レートについて振り返ってみましょう。
ブルームバーグ
2018年のドル円予想、105~120円と分かれる
2017年12月20日
強気派は米国の好景気継続と順調な米利上げ軌道を想定
弱気派は米金利逆イールドや日銀スタンスの変化を警戒
2018年のドル・円相場は、引き続き主要テーマとなる米国の経済・金利動向に関する見方の強弱を反映し、市場関係者の年末予想が1ドル=105円から120円と分かれている。
【市場関係者の予想】
◎ 三菱東京UFJ銀行 年末107円
◎ 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト 年末107円
◎ 野村証券の池田雄之輔チーフ為替ストラテジスト 年末120円
◎ みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケットエコノミスト:年末105円
◎ドイツ証券・田中泰輔チーフ為替ストラテジスト:年末120円
◎ブラウン・ブラザーズ・ハリマン外国為替部の村田雅志通貨ストラテジスト:9月末118円
◎シティグループ証券の高島修チーフFXストラテジスト:年末113円
◎JPモルガン・チェース銀行佐々木融市場調査本部長:年末112円
◎HSBC証券マクロ経済戦略部の城田修司部長:年末108円
ここまでのレート推移では、 シティグループ証券の高島修チーフFXストラテジスト、JPモルガン・チェース銀行佐々木融市場調査本部長あたりが妥当な予想です。
年末まではまだ時間もあり、年末レートはわかりませんが、個人的には12月に入って発表される米国の11月経済指標は市場予想を下回るのではないかと見ています。
まだ市場予想が出る前にこんな推測は早いのですが、雇用統計とインフレ指標を市場が強めに織り込むのではないかと。
その意味から、ドル/円は現在よりもドル安円高で年末を迎えると推測しています。
さらに、ブレグジットについて市場はまだ合意に達するとの楽観に傾いていますので、合意なき離脱という個人的なメインシナリオ通りなら、ドル/円もかなり値を下げる展開も予想できます。
ブルームバーグ
2018年のドル円予想、105~120円と分かれる
2017年12月20日
強気派は米国の好景気継続と順調な米利上げ軌道を想定
弱気派は米金利逆イールドや日銀スタンスの変化を警戒
2018年のドル・円相場は、引き続き主要テーマとなる米国の経済・金利動向に関する見方の強弱を反映し、市場関係者の年末予想が1ドル=105円から120円と分かれている。
【市場関係者の予想】
◎ 三菱東京UFJ銀行 年末107円
◎ 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト 年末107円
◎ 野村証券の池田雄之輔チーフ為替ストラテジスト 年末120円
◎ みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケットエコノミスト:年末105円
◎ドイツ証券・田中泰輔チーフ為替ストラテジスト:年末120円
◎ブラウン・ブラザーズ・ハリマン外国為替部の村田雅志通貨ストラテジスト:9月末118円
◎シティグループ証券の高島修チーフFXストラテジスト:年末113円
◎JPモルガン・チェース銀行佐々木融市場調査本部長:年末112円
◎HSBC証券マクロ経済戦略部の城田修司部長:年末108円
ここまでのレート推移では、 シティグループ証券の高島修チーフFXストラテジスト、JPモルガン・チェース銀行佐々木融市場調査本部長あたりが妥当な予想です。
年末まではまだ時間もあり、年末レートはわかりませんが、個人的には12月に入って発表される米国の11月経済指標は市場予想を下回るのではないかと見ています。
まだ市場予想が出る前にこんな推測は早いのですが、雇用統計とインフレ指標を市場が強めに織り込むのではないかと。
その意味から、ドル/円は現在よりもドル安円高で年末を迎えると推測しています。
さらに、ブレグジットについて市場はまだ合意に達するとの楽観に傾いていますので、合意なき離脱という個人的なメインシナリオ通りなら、ドル/円もかなり値を下げる展開も予想できます。