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カナダ 大麻(マリファナ)ビジネス拡大

【ニューヨーク共同】カナダは17日、嗜好品としての大麻所持・使用を合法化した。大麻は日本では違法薬物だが、医療用に限り解禁していたカナダでは密売組織を通じて娯楽用も広く流通していた。トルドー政権は密売をなくすことにより、未成年者の入手を難しくする狙いがあると説明している。大麻使用を国家として合法化するのは南米ウルグアイに続き2カ国目で、先進7カ国(G7)では初めて。
AP通信の集計によると、娯楽用の大麻を扱う小売店100店舗以上が17日に開店する見通しで、今後さらに増加するとみられる。
カナダ政府は未成年者への販売・譲渡には最大14年の禁錮刑を科す。

【10月16日 AFP】若い消費者たちがビールやカクテルの代わりに、マリフアナや大麻入りドリンクを求めるようになれば、世界の大手酒造会社もその「大麻現象」を無視することはできないだろう。
来る大麻市場について、「次の10年間に最も著しい成長機会が期待できる市場の一つ」と語るのは、コンステレーション・ブランズのロバート・サンズ(Robert Sands)最高経営責任者(CEO)だ。同氏によると、合法大麻とその関連製品の販売高は、向こう15年以内に2000億ドル(約22兆4000億円)に達し、当初予想されていたよりも「ずっと速く市場が開けている」という。
ウルグアイに続く世界で2番目の国として、カナダは17日、娯楽目的の大麻使用を解禁する。
隣接する米国では、連邦法で大麻を違法と位置づけている。ただ、米9州が州法の下で娯楽目的の大麻使用を合法化しており、また他の州も近年、禁止を緩和する方向で動いている。
そのような状況において広がりをみせているのが、大麻の新しい消費方法だ。キャンディーや焼き菓子、アイスクリームといった食品形態、あるいは噴霧器を使った吸引や軟膏といった形での使用もある。飲料もその一つだ。
米飲料大手コカ・コーラ(Coca-Cola)をめぐっては先ごろ、カナダのオーロラ・カナビス(Aurora Cannabis)と大麻入り飲料の生産について協議していると報じられた。