fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

この株安相場での勝ち組と負け組

今週に入り、大きく下落した株価。
株を売り持ち(ショ-ト)にして大儲けできた取引参加者は誰でしょうか?
日経225先物建玉残高の例で観てみましょう。

経225先物
取引日:~2018年10月05日 限月:18-12

(勝ち組 売り持ち組)
ゴールドマン・サックス証券 -27344枚 
HSBC・ジャパン -20073枚
野村證券 -19415枚
SMBC日興証券 -13916枚
ナティクシス日本証券 -12777枚
みずほ証券 -7519枚
他、三菱UFJモルガン・スタンレー証券立花証券シティグループ証券

さすがは、ゴ-ルドマンサックス。いい嗅覚してます(笑)
一方、しかめっ面の参加者。

(負け組 買い持ち組)
UBS証券 8344枚
バークレイズ証券 11227枚

ドイツ証券 13741枚
クレディ・スイス証券 15808枚
BNPパリバ証券 17526枚
JPモルガン証券 18086枚
ソシエテジェネラル 20857枚

世界経済に強気なJPモルガン証券が負け組筆頭かと思いましたが、ソシエテジェネラルでしたか。
こうして観ると、本邦勢の野村、日興、みずほ、三菱UFJはこのところの株高を警戒していたみたいですね。
ここで改めて補足しておきますが、株や為替などの相場予想の記事を目にすることがありますが、ゴ-ルドマンサックスや本邦金融機関はリスクオフ寄りの予想内容に、JPモルガンなど負け組の外国証券会社はリスクオン寄りの予想内容になります。各社ポジショント-クもありますので、鵜呑みにはしない方がいいですよ。
もちろん、私fxdondonのリスクオフ寄りの予想記事も(大笑)