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fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

今からが金投資に最適

ブルームバーグ

金価格は過去1年余りで最も安い水準にあり、1オンス=1200ドルの主要な節目が迫る。週間でも昨年10月以来となる4週連続の下落に向かっている。米経済に対する明るい見方がドルを押し上げていることもあり、貿易対立が続いているさなかでも金は投資家を引きつけるに至っていない。
伝統的に金は不確実な時期に投資資金が向かう対象として見られてきたが、米国の利上げ見通しや減税で、金に代わるものとしてドルの魅力が増している。マインライフのシニアアナリスト、ギャビン・ウェント氏は電子メールで「金はコモディティー全般が受けているのと同じ要因で売られている。それはドルの上昇で、トランプ大統領が仕掛けた貿易戦争の騒ぎにあって金融市場はドルこそ資金を向かわせるべき安全な投資先だと示唆している」と電子メールで指摘。「ドル上昇がコモディティー価格に悪影響を及ぼしており、金も例外ではない」と続けた。
ロンドンの金スポット価格は3日、1オンス=1207ドルで前日からほぼ変わらず。2017年3月以来の安値を付ける場面もあった。週間では1.4%下落している。


輝きを失っているゴールド。
米国が利上げを継続すれば、無国籍通貨「金」は魅力薄になる。
ただ、米国の利上げ観測が止まり、しばらく据え置き観測に変わる時から流れは変わるでしょう。
ましてや、米国は減税により財政赤字が拡大する。次回、米国経済の景気後退にあたり、格付け会社による格下げが待ち受けている。
現在、格付け大手三社のうち、米国ソブリンの最上位から格下げしたのは一社だが、他の二社も追随すると思われる。
その前には、ハードブレグジットによる英国ソブリン債の格下げがあるが、やはり米国とはインパクトが違います。
私fxdondon的には、一度にゴールドの大量買いをするのではなく、今あたりからコツコツ買い進めておくのが、数年後を見越した投資戦略としていいと思いますがね。