過去の経験則 ポンド安の夏
過去の経験則 ポンド安の夏
銀行が提示する朝10時の仲値を基準にすると、7月末から8月末には円高ポンド安、ドル高ポンド安とポンド安が進行するのが経験則。
ポンド/円 ポンド/ドル
2009/7/31 157.67 1.6513
2009/8/31 151.03 1.6294 ポンド安
2010/7/30 135.29 1.5606
2010/8/31 130.66 1.5455 ポンド安
2010/8/31 130.66 1.5455 ポンド安
2011/7/29 127.32 1.6352
2011/8/31 125.15 1.6310 ポンド安
2011/8/31 125.15 1.6310 ポンド安
2012/7/31 122.84 1.5714
2012/8/31 124.11 1.5790 ポンド高
2012/8/31 124.11 1.5790 ポンド高
2013/7/31 149.46 1.5237
2013/8/30 152.58 1.5512 ポンド高
2013/8/30 152.58 1.5512 ポンド高
2014/7/31 173.99 1.6916
2014/8/29 172.08 1.6587 ポンド安
2014/8/29 172.08 1.6587 ポンド安
2015/7/31 193.47 1.5599
2015/8/31 186.88 1.5421 ポンド安
2015/8/31 186.88 1.5421 ポンド安
2016/7/29 137.58 1.3169
2016/8/31 134.88 1.3071 ポンド安
2016/8/31 134.88 1.3071 ポンド安
2017/7/31 144.96 1.3135
2017/8/31 142.67 1.2920 ポンド安
2017/8/31 142.67 1.2920 ポンド安
過去8年では、ポンド安6 ポンド高2(ポンド安66%)
過去5年では、ポンド安4 ポンド高1(ポンド安80%)
過去3年では、ポンド安3(ポンド安100%)
過去の例から観ると、7月末から8月末にかけて、ポンド安となる確率が年々高まってきています。
円相場では、2008年のリ-マンショック以降、2011年にドル/円がドル最安値を更新した、円の最強時期を除外した方がより確実性を帯びるため、参考とするのは過去5年あたりが最適かと思われる。2015年の円キャリ-取引が急増した年でも、ポンド安円高、あるいはポンド安ドル高で推移したことは注目しておきたいと思っています。
円相場では、2008年のリ-マンショック以降、2011年にドル/円がドル最安値を更新した、円の最強時期を除外した方がより確実性を帯びるため、参考とするのは過去5年あたりが最適かと思われる。2015年の円キャリ-取引が急増した年でも、ポンド安円高、あるいはポンド安ドル高で推移したことは注目しておきたいと思っています。
とは言え、夏のポンドの動きは比較的穏やかな時期だと思えるレ-ト推移ですね。
現在2018年のポンド相場は、偶然にも2017年のこの時期とほぼ同等。
ポンド/ドルは、米国の利上げ開始以降、ポンド安ドル高の流れは変わらない。昨年より米英金利差は拡大しており、昨年2017年8月末には1.30を割り込んでいるので、今年はそれ以上の下落を期待したいものです。
現在2018年のポンド相場は、偶然にも2017年のこの時期とほぼ同等。
ポンド/ドルは、米国の利上げ開始以降、ポンド安ドル高の流れは変わらない。昨年より米英金利差は拡大しており、昨年2017年8月末には1.30を割り込んでいるので、今年はそれ以上の下落を期待したいものです。
今一度、私fxdondonのポンド/円相場の推移予想です。6月時点から、観方は変えていません。
すでにポンド/円は、2018年2月の156.58円をピ-クに下落相場に入っており、1年4ヶ月かそれ以上の期間にわたり、少なくとも25%の下落によって120円を割る、それがメインシナリオです。日英インフレ格差によるポンド下落分が毎年2%~1%程度ありますが、とりあえず誤差のうちとして加味しないことにします。
もし、35%のサプライズとなる下落ともなれば100円そこそこになる計算ですが、それにはハ-ドブレグジットによる英国経済混乱、メイ政権崩壊による政治的混乱、世界的貿易戦争による負け組入り、利下げによるゼロ金利政策と量的緩和策拡大など、英国がボロボロになった場合だと思われます。
また、対円では、日銀の金融政策が2019年にどう変わっているかにもよります。今年2018年は金融緩和姿勢変わらずですが、来年2019年にどう動くのかが不明です。
対ドルでは、今年2018年は米国の金利先高観が優勢ですが、来年2019年に入りどうなるか。米国経済もすでにピ-クアウトし、先日発表された4-6月期のGDP4%をピ-クに、7-9月期から緩やかに成長鈍化が予想されます。それに伴い、政策金利がいつ頃から据置予想に変わるのかがドル相場を大きく左右しそうです。
すでにポンド/円は、2018年2月の156.58円をピ-クに下落相場に入っており、1年4ヶ月かそれ以上の期間にわたり、少なくとも25%の下落によって120円を割る、それがメインシナリオです。日英インフレ格差によるポンド下落分が毎年2%~1%程度ありますが、とりあえず誤差のうちとして加味しないことにします。
もし、35%のサプライズとなる下落ともなれば100円そこそこになる計算ですが、それにはハ-ドブレグジットによる英国経済混乱、メイ政権崩壊による政治的混乱、世界的貿易戦争による負け組入り、利下げによるゼロ金利政策と量的緩和策拡大など、英国がボロボロになった場合だと思われます。
また、対円では、日銀の金融政策が2019年にどう変わっているかにもよります。今年2018年は金融緩和姿勢変わらずですが、来年2019年にどう動くのかが不明です。
対ドルでは、今年2018年は米国の金利先高観が優勢ですが、来年2019年に入りどうなるか。米国経済もすでにピ-クアウトし、先日発表された4-6月期のGDP4%をピ-クに、7-9月期から緩やかに成長鈍化が予想されます。それに伴い、政策金利がいつ頃から据置予想に変わるのかがドル相場を大きく左右しそうです。
ポンド/円 推移
日付 最高値 最安値 下落期間 下落額 下落率
2007年7月 251.11 239.07
2009年1月 141.56 118.86 1年6ヶ月 -132.25 -53%
2018年4月 153.81 148.36
2018年5月 150.59 143.23
2018年6月 148.08 144.48 (試算結果)
2019年6月 117.44 1年4ヶ月 -39.145 -25%
109.61 1年4ヶ月 -46.974 -30%
101.78 1年4ヶ月 -54.803 -35%
日付 最高値 最安値 下落期間 下落額 下落率
2007年7月 251.11 239.07
2009年1月 141.56 118.86 1年6ヶ月 -132.25 -53%
2009年8月 163.02 149.99
2011年9月 125.32 116.80 2年1ヶ月 -46.22 -28%2015年6月 195.85 188.53
2016年10月 132.19 124.68 1年4ヶ月 -71.17 -36%2018年2月 156.58 146.69
2018年3月 150.53 144.95 2018年4月 153.81 148.36
2018年5月 150.59 143.23
2018年6月 148.08 144.48 (試算結果)
2019年6月 117.44 1年4ヶ月 -39.145 -25%
109.61 1年4ヶ月 -46.974 -30%
101.78 1年4ヶ月 -54.803 -35%