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米国経済指標結果は好調だが・・・

米2月個人消費支出は前月比0.2%増、前年比では4.6%増。ただしインフレを除く実質ベースでの個人消費は前月比±0%、前年比では2.8%増と、2017年の平均値に並んだ。
個人消費の内訳は、耐久財が弱い一方で、ガソリン価格の上昇に支えられ非耐久財が強い伸び、寒波の影響で暖房需要が高まったためサービスは底堅さを示した。

米2月個人所得は前月比0.4%増、前年比では3.7%増。実質ベースでは前年比1.9%増、4ヵ月ぶりの低い伸びにとどまった。

ただ、貯蓄率は3.4%となり、家計はハリケーン後の買い替え需要一巡を経て、減税を通じた所得増や臨時ボーナスなどを貯蓄にまわしつつあるようだ。

米3月ミシガン大学消費者信頼感・確報値は、2004年以降で2番目の高水準になった。
金利上昇見通しは広範囲の所得層で共有されており、「事前に借入を行うか貯蓄で対応している」状況。今後の消費活動は利上げペース次第となりそうです。

ここまで順調にきた米国経済。
私fxdondon的には、このあたりで好材料出尽くし、これからの経済指標結果は強弱入り混じり、特に遅効性の雇用統計結果を読み切れないFRBは、利上げ継続。米国経済の異変を感じた時にはすでに遅しと、お決まりのパターンですかね。