fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

NY時間中盤、円高から円安への動きをどう観る?

日本時間の深夜2時頃の円安の動きをどう観るべきでしょうか?
いったん底値を付けたと、投機的に新たな円売りポジションを構えた筋が増えた結果なのでしょうか?
個人的には、そうではないと観ます。
私fxdondonのように、円買い持ち筋がいったん利益確定に動き、その反対売買が履行されたことによる円安だと観ています。
過去の経験則が示す通り、来週も円強含みの展開を予想しています。ですから、来週早々、再び円買いに動きます。8月の円高のピ-クは、前にも書いたと思いますが、米国の消費者物価指数発表前後になると観ています。市場予想より弱いインフレが確認され、現在織り込まれている米国の利下げ幅1%が、1.25%~1.50%へ拡大されて織り込まれる、そんなイメ-ジです。
昨夜、7月の米生産者物価の発表がありました。基調を示すコア指数は予想外に低下となっていました。食品とエネルギー除くコア生産者価格指数(PPI)は前月比0.1%低下。このマイナスの数字は2017年以降で初めてでした。インフレの抑制があらためて示唆され、追加緩和の論拠を強める可能性があるとも報じられています。
まぁ、生産者物価と消費者物価が必ずしも一致した動きになる訳ではありませんが、傾向を観るうえでは参考になります。
もし、仮に弱いインフレ指標で円高が進んでも、そのあたりでいったん利益確定にしておいた方がいいと思います。過去の経験則では、8月下旬から円安に動きていますので。
ただ、別に慌てることもなく、8月末あたりに再び円買いを構えておけば、9月上旬には再び利益確定にできる、それも過去の経験則です。

ドル/円 5分足
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