fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

ユーロ圏GDP 減速

ユーロ圏では、4月から3か月間のGDP(域内総生産9の伸び率が0.2%と前の期を下回り、貿易摩擦などの影響で景気の減速傾向が一段と強まっています。
伸び率は物価の変動を除いた変動で0.2%となり、前の期の0.4%を下回りました。ユーロ圏では10月にEUからの英国の離脱もあり、経済の先行きへの懸念は一段と強まっています。
ユーロ圏の金融政策を担う欧州中央銀行は、経済の減速に対応するために追加の金融緩和に踏み切ることを示唆していて、9月の会合で、金融機関から資金を預かる際の金利をさらに引き下げるなどの政策を打ち出すとみられています。
しかし、金融政策の支援も限界に近く、その効果はあくまで心理的なものに過ぎないでしょう。

ユーロ圏 国内総生産 (前四半期比)
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