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米国がドル安誘導の為替介入もあり?

ブル-ムバ-グ
欧州と中国が自国通貨を操作しているとして、トランプ米大統領があらためて批判を展開したことを受け、為替アナリストらは米政権の次の動きに備え戦略を立てようとしている。
つい数日前に中国の習近平国家主席と関税合戦の休戦を宣言したばかりのトランプ大統領は、3日のツイートで欧州と中国は「大きな為替操作ゲーム」に興じていると責め立てた。
市場観測筋の目には、今回のトランプ氏のツイートは単なる口先介入にとどまらない可能性を示唆しているように映った。ツイートは「われわれも同じ事をやるべきだ。そうでなければ、他国が何年も前からゲームを続けるのを座っておとなしく眺めている間抜けであり続けることになる!」と続いた。米財務省がドル安に誘導する為替介入に踏み切る可能性について、ストラテジストらは考え始めている。
トランプ氏はドル高への不満を繰り返し唱えている。カナダ・インペリアル・バンク・オブ・コマース(CIBC)は、いかなる可能性も排除できないとみている。
CIBCの北米為替戦略責任者ビパン・ライ氏は、「米財務省が1カ月前に発表した直近の報告書にもかかわらず、為替操作がトランプ氏の頭を離れない。つまり、われわれはどのような事態にも備えておくべきだ。米財務省によるドル売り介入は、過去数十年実施されていないが、トランプ氏の下でそれが変わっても驚かない」と述べた。
ライ氏は今月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金融緩和が見送られた場合、介入リスクが高まるとみている。トランプ氏は数カ月前からパウエル連邦準備制度理事会FRB)議長への圧力を強めており、6月には利下げをしなかった米金融当局を「頑固な子供」だと非難した。


トランプさんの発言は予測不能
そして、有言実行。言ったことは必ずやる。
トランプさんに対して賛否両論あろうが、「すごい大統領」であることは間違いない。
個人的には、米国政府が為替介入をするとは思いません。
それよりも、財政出動、つまり財政赤字の拡大によってドル安へコントロ-ルするのではないかと思います。