fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

ユーロ圏投資家センチメント指数、約4年ぶり低水準

ユーロ圏投資家センチメント指数、2月は-3.7 約4年ぶり低水準

ロイター
市場調査グループのセンティックスの調査によると、2月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス3.7と、前月のマイナス1.5から低下し、2014年11月以来約4年ぶりの低水準となった。
これで6カ月連続の低下。ロイターがまとめたアナリスト予想は、マイナス0.6だった。英国の欧州連合(EU)離脱に対する懸念が主な背景。
現況指数も6カ月連続の低下。2016年12月以来の低水準だった。
センティックスのマネジングディレクター、マンフレッド・ヒューブナー氏は「期限が迫っている英国のEU離脱が、主因である可能性が高まっている」とし「政治状況が不透明で、企業がコンティンジェンシー・プラン(不測の事態を想定した緊急対応策)の策定を迫られれている」と述べた。


四半期増益率予想、2.3%に大幅低下=リフィニティブ

ロイター
リフィニティブのデータによると、STOXX欧州600種指数採用企業の2018年第4・四半期決算は、前年同期比で2.3%の増益となる見通し。増益率予想は前週の3.6%から大幅に低下した。
増益率の予想は1月15日時点では6%、昨年11月上旬には13%とされており、予想が大きく切り下げられる傾向が鮮明になった。
増収率の予想も大幅に引き下げられており、直近では3.8%。エネルギーセクターを除く増収率はわずか0.2%にとどまる見通しだ。
これまでに第4・四半期決算を発表した74社のうち、1株利益(EPS)が予想を上回った企業の割合は44.6%。リフィニティブによると、利益が予想を上回る企業の割合は通常は50%程度という。