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今年の景気・株価見通しを、はや引き下げ

日経新聞
2019年に入りわずか2週間程度で異例の経済・市場見通し変更を行う証券会社が相次いでいる。昨年末に急速に株安が進んだ上、年明け以降も米政府機関閉鎖や英国の欧州連合EU)離脱方針の迷走などが加わり、世界経済への下押し圧力が増している。
例年11月下旬に出す翌年の見通しを、新年入り後ここまで早いタイミングで見直すのは珍しい。


まぁ、景気サイクルがわかっていない筋は、現実に直面して見方を変える。
しかし、景気循環、景気サイクルを理解している者にとっては想定通りに動いているだけです。

ブルームバーグでは、「ヘッジファンド、10-12月は225億ドルの資金流出-過去2年で最大」と伝えている。
投資家は昨年10-12月(第4四半期)にヘッジファンド業界から225億ドル(約2兆4700億円)の資金を引き揚げた。流出規模は過去2年余りで最大だった。ヘッジファンド・リサーチの18日のリポートによると、2018年の資金流出額はこれで計340億ドルとなった。これは業界全体の資産の約1%に相当する。18年の流出額は約700億ドルが引き揚げられた16年以来の規模。
ヘッジファンド業界は昨年、株価の急変動が目立った中、11年以降で最悪の成績に見舞われた。

ヘッジファンドと言っても、リスク過大運用のところが悲惨な状況。全然、ヘッジできていない(苦笑)
2020年に向かい、生き残るにはローレバレッジ、リスク資産の縮小が求められる。株価にしても為替にしても、大きな波の「往ってこい相場」に耐えられない投機マネーが、より一層相場を混乱させるでしょう。