fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

著名投資家の相場予想



強気派
このグループには、強い経済が市場を支えると見る人、景気サイクル終期の最後のひと上げを予想する。

バイロン・ウィーン: 米市場はセリング・クライマックスを迎え、買いのチャンスに。
ポール・チューダー・ジョーンズ: 利上げが終了すると株価上昇が起こる傾向。
スコット・マイナード: 金融引き締めは頓挫し、株式市場は最後のひと上げへ。

中間派
このグループには、経済・企業収益のファンダメンタルズこそ堅調と予想するものの、それと市場が一致するとは限らないと考える。

ハメド・エラリアン: 米経済は堅調だが、市場は高すぎた水準から調整する。
ジェレミー・シーゲル: 長期なら買いだが、短期は強気になれず。

弱気派
このグループは、単純に経済が鈍化し、それにともない株価も下落すると考える。その根拠として、経済、特に政府の債務拡大が重しになると指摘する人が多い。

レイ・ダリオ: 米市場はだらだらとしたスクイーズへ。
ジェフリー・ガンドラック: 米金利上昇は今後も続き、米市場は長い弱気相場へ。
ジム・ロジャーズ: 終わりの始まり
マーク・ファーバー: 米経済は鈍化しており、すべての資産クラスで下落が進みうる。

これらの著名投資家たちは、ロイタ-やブル-ムバ-グなどで相場の現状とか予想を語った記事で見かけることがあります。
この中で、勝ち組になる者もいれば、負け組になる者もいるわけです。
誰か一人の著名投資家に感化されて、今後の相場はこうなるというような決め付け的な考えはやめた方がいいでしょう。もちろん、私fxdondonの考えもです(大笑)

私fxdondonは、これまでの記事の内容からしても、もちろん弱気派悲観派だということがわかります。
別に根っからの悲観論者ではなく、行き過ぎた過大債務、資産価値は持続不能、その調整・清算は逆に行き過ぎた過小債務、資産価値にまで進むというようなことです。いわば、過去の経験則を重要視した考えですね。
外為相場で言えば、上がり続ける相場は無い、下げ続ける相場も無い、必ずタ-ニングポイントがある。ただし、トルコリラのような度を超えた高インフレ国通貨はインフレが鎮まらない限り下げ続けるでしょう。
過去の経験則、景気・信用サイクル、購買力平価説、政治、経済、財政の状況判断、これらミックスした考えが私fxdondonの基本です。