fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

債券投資家 vs FRB

ブル-ムバ-グ
米金融当局を相手にした今後の金利見通しを巡る闘いで、債券トレーダーは一歩も引かない構えだ。市場はいまや、利下げの姿を遠くに捉え始めている。
2019年中に0.25ポイントの利上げが1度あると市場が織り込んでいたのは、わずか1カ月前のことだ。今では年内の利下げ確率を50%余りと見込んでおり、昨年12月に米連邦公開市場委員会(FOMC)が示した2回の利上げ予測とは、真っ向から対立する。市場はさらに、2020年4月までの利下げを完全に織り込みつつある。
この動きは世界的なリスク資産の売りや、米製造業の急激な活動低下を示す指標が後押しした。そのほかにも円の急騰や、米政府機関閉鎖を巡る行き詰まり、アップルの売上高見通し下方修正もあり、トレーダーが米金利見通しを修正する理由は枚挙にいとまがない。

米国債利回り  3日朝と現在4日朝の比較
                       3日     4日   前日比
アメリカ 1ヶ月 2.412%   2.423%   △
アメリカ 3ヶ月 2.428%   2.407%   ▼
アメリカ 6ヶ月 2.513%   2.484%   ▼ 
アメリカ  1年 2.602%   2.499%   ▼
アメリカ  2年 2.478%   2.393%   ▼
アメリカ  3年 2.442%   2.351%   ▼
アメリカ  5年 2.468%   2.369%   ▼
アメリカ  7年 2.532%   2.439%   ▼
アメリカ 10年 2.633%   2.555%   ▼
アメリカ 30年 2.963%   2.895%   ▼

米国の長期金利が軒並み低下。
米国債1ヶ月物の利回りが、2年物~5年物より高い。逆イ-ルドそのものですね。