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ブレグジットの情報が交錯

ロイター
JPモルガンのエコノミストは5日、英国が欧州連合(EU)に残留する確率が40%に高まったとの見方を示した。欧州司法裁判所(ECJ)の法務官が前日、英国にはEU離脱の決定を一方的に撤回できる権利があるとの判断を示したことに言及した。
エコノミストは「英国には現在、(離脱決定を)一方的に取り下げ、時間をかけて次の行動を決定するという選択肢があるようだ」と指摘。その時間は新たな国民投票を行うために使われる可能性があるとした。
英国がEUに残留する確率はこれまでは20%とされていた。
また、合意なき離脱となる確率を20%とし、従来の10%から引き上げた。秩序ある離脱となる確率は50%で、従来の60%から引き下げた。


EU残留? この期に及んで?
かたや、合意なき離脱が基本姿勢になる記事 。

ロイター
英下院のレッドサム院内総務は5日、BBCラジオに対し、議会がメイ首相の離脱協定案を否決すれば、英国は来年3月に合意のないまま欧州連合(EU)を離脱することになると語った。
議会では首相案が否決された場合に離脱プロセスへの発言権を強めたいとする動きが見られるが、レッドサム氏は首相案が否決されれば合意なき離脱が基本姿勢になると述べた。
「政府が完全に異なる方向に方針を変えたり、合意案の承認を取り付けたりしない限り、われわれは来年3月29日にEUを合意なしに離脱することになる。従って合意なき離脱が基本姿勢だ」と語った。
議員らに合意なき離脱を阻止する権限があるかとの質問には、「彼らにあるとは思わない。基本姿勢は合意なしだ」と答えた。


まぁ、とにかく11日に草案が否決されてから、その後ゴタゴタするということですかね。