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EU、外国からの投資に関する規定を強化へ

ブルームバーグ
欧州連合(EU)は外国からの投資が国家安全保障を脅かさないようにするため加盟国全体を対象とする初のルール作りを進めている。中国勢による海外企業の買収が安全保障の脅威になりつつあるとの懸念が欧米を中心に広がっている。
欧州議会のフランク・プルースト議員(フランス)によれば、EU加盟国の政府と欧州議会のそれぞれを代表する交渉担当者は20日、外国からの投資を審査するための法案に合意する可能性がある。
議会側の交渉責任者を務める同議員は先週のインタビューで、「誰もが同じ方向で協力する意向だ」と述べた。
トランプ米大統領は昨年、中国が支援する投資会社による米半導体メーカー、ラティスセミコンダクターの買収を阻止。ドイツ政府も今年、中国の煙台台海集団が示していたドイツの工作機械メーカー、ライフェルト・メタル・スピニングを買収する計画を拒否した。


欧州も中国警戒から、企業そのものというよりは中国への技術移転を阻止する意向です。
どこの国でも中国のパクり文化には困っているので、対中警戒は世界的な動きでしょう。
これ以上ドルを渡さないという米国、続く欧州はこれ以上ユーロを渡さないという姿勢。日本もこれ以上円を渡さないという姿勢が必要でしょう。
外貨獲得が思うように進まなくなる中国。貿易戦争、対中制裁と、中国悲観はますます高まりを見せる。