「高金利通貨狩り」と「低金利通貨狩り」の混在
IMM通貨先物7月10日現在
日本円 39,832枚の売り越し 1102枚の売り越し増
ユーロ 24,357枚の買い越し 12390枚の買い越し減
ポンド 40,403枚の売り越し 11622枚の売り越し増
フラン 40,121枚の売り越し 373枚の売り越し減
カナダ 52,887枚の売り越し 3439枚の売り越し増
豪ドル 40,973枚の売り越し 1743枚の売り越し増
キウイ 26,574枚の売り越し 170枚の売り越し増
ユーロ 24,357枚の買い越し 12390枚の買い越し減
ポンド 40,403枚の売り越し 11622枚の売り越し増
フラン 40,121枚の売り越し 373枚の売り越し減
カナダ 52,887枚の売り越し 3439枚の売り越し増
豪ドル 40,973枚の売り越し 1743枚の売り越し増
キウイ 26,574枚の売り越し 170枚の売り越し増
米ドルは、対ユ-ロではドル弱気となっているが、その他の通貨に対してはドル強気となっていた。
一時は金利差からスイスフラン売りが突出していたが、日本円やスイスフランなどの低金利通貨に絞られた狙い撃ちとはなっていない。スイスフランは逆に、先週よりも売り玉が減っていた。
それは、投機筋にとってキャリ-取引よりもおいしい取引があるからに他ならない。もちろん、それは新興国という脆弱な国の通貨を狙い撃ちするという「高金利通貨狩り」。今になって「低金利通貨狩り」を狙うには、貿易戦争や景気サイクルの経験則からリスクが高過ぎるため、リスク分散の目的があると思われる。リスクをとるにしても、「貿易戦争」の負け組はどこか、「景気サイクル」の負け組はどこかを見据えた投機戦略をとっているものと推測しています。ですから、円キャリ-というような「低金利通貨狩り」は、それほど加熱しないと思っています。
まぁ、IMM通貨先物のポジションなど、相場変動の一因であっても、それがすべてではない。その傾向だけを参考にすればいいと思います。
一時は金利差からスイスフラン売りが突出していたが、日本円やスイスフランなどの低金利通貨に絞られた狙い撃ちとはなっていない。スイスフランは逆に、先週よりも売り玉が減っていた。
それは、投機筋にとってキャリ-取引よりもおいしい取引があるからに他ならない。もちろん、それは新興国という脆弱な国の通貨を狙い撃ちするという「高金利通貨狩り」。今になって「低金利通貨狩り」を狙うには、貿易戦争や景気サイクルの経験則からリスクが高過ぎるため、リスク分散の目的があると思われる。リスクをとるにしても、「貿易戦争」の負け組はどこか、「景気サイクル」の負け組はどこかを見据えた投機戦略をとっているものと推測しています。ですから、円キャリ-というような「低金利通貨狩り」は、それほど加熱しないと思っています。
まぁ、IMM通貨先物のポジションなど、相場変動の一因であっても、それがすべてではない。その傾向だけを参考にすればいいと思います。
ドル/円 ドル高推移
トルコリラ/円 リラ安推移
南アフリカランド/円 ランド安推移