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英国雇用統計 良いのか悪いのか

英国雇用統計

・英・2-4月ILO失業率:4.2%(予想:4.2%、1-3月:4.2%)

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・英・2-4月週平均賃金:前年比+2.5%(予想:+2.6%、1-3月:+2.6%)

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・英・5月失業保険申請件数推移:-7700件(4月修正:28200件←31200件)

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雇用の量は改善、質は低下。失業保険給付申請者数が減少し、失業率は変わらず、しかし平均賃金が減少したということは、フルタイム雇用ではなくアルバイトパ-ト雇用が増加したものと、個人的には推察する。とりあえず、何かの仕事に就いたという人が増えたのでしょうか。
平均賃金(所得)の推移グラフを観ると、英国での賃金上昇はピ-クアウトしたことが確認できます。


(ロイター)英国立統計局(ONS)が発表した統計によると、2─4月の賃金(ボーナスを含む)は前年比2.5%上昇と、1─3月の2.6%上昇から鈍化した。8月の利上げ観測が後退する可能性がある。ロイターがまとめた市場予想は2.6%上昇だった。
2─4月の失業率(ILO方式)は4.2%と、40年ぶりの低水準。ロイターがまとめた市場予想と一致した。
キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、アンドリュー・ウィシャート氏は「非常に力強い結果だ」とし、「今後も続くようだ」との見方を示した。

んっ、「力強い結果」?
人によって、捉え方は違うものですね。