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英国のミレニアル世代 借家住まいが当たり前に?

BBC News

シンクタンクのレゾリューション財団

同財団が出した住宅改善に関する報告書によると、1980~1996年に生まれた英国ミレニアル世代の40%は、30歳になった段階で借家に住んでいた。これは、1965~1980年に生まれた「X世代」の比率の2倍となっている。
報告書によると、民間の借家に住む子育て中の家族の数は180万と、過去最高で15年前の60万からさらに増加している。
財団で政策シニアアナリストを務めるリンジー・ジャッジ氏は、「英国の住宅問題は本格的な危機に発展している。一番の打撃を受けているのが、若年層だ。借家で、かつ以前より狭い住宅のために払う家賃が収入に占める割合は、過去最高に達している」と話す。
大手会計事務所のプライスウォーターハウスクーパースPWC)は、住宅価格の上昇に伴い、2001年に230万、現在は540万と増えてきた借家住まい世帯数は、2025年には720万に増えると予想している。