USD/JPY 再び売りを
USD/JPYは106.99円でうまく利益確定でき、さきほど108円から上で売りを入れました。
CAD/JPYは朝方に利益確定すれば良かったという結果でしたが、まぁ持続してみます。
相変わらずGBP/JPYの売りは含み損が続きますが、『セル・イン・メイ』、『ポンド安の夏』という経験則がありますので、今後ポンドは対円でも対ドルでも下落を期待できるでしょう。
巷では、リスク回避の円高相場が起きないような記事を見かけましたが、今現在のリスクだけでは大きな円高にはならないということ。
新興国はダメ、資源国もダメ、欧州もダメ、米国もダメという、消去法で日本円はリスク回避の王者の貫禄を示します。
現時点は、「まだ米ドルに逃げ込めば大丈夫」というような状況です。
FRBによる前例のない2.3兆ドルの資金供給や景気刺激策は、大量のドル紙幣を空からヘリコプタ-でばら撒くようなもので、それは米ドル安を意味するものだと騒ぐ人もいる。米ドルは売りだと考える人もいる。
アホですねぇ、それじゃ全く足りるわけがない。米国だけでなら2.3兆ドルでしばらく繋ぐこともできようが、世界レベルで言えば全然足りない。まぁ、今後わかると思います。
今回の次元の違う危機は、次元の違うドル資金が必要になる。今のドル供給では全然足りない、そう睨んでいます。