fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

合意なき離脱 スコットランド独立の動き

ロイター
英国の元保守党副幹事長、アシュクロフト卿が私財を投じて実施した世論調査によると、スコットランドの独立の是非を問う投票が実施された場合、賛成票を投じるとの回答が多数派を占めた。
世論調査スコットランドの独立賛成派が反対派を上回ったのは2017年3月以来初めて。
独立に賛成するとの回答は46%、反対するとの回答は43%。「わからない」「投票しない」との回答を除くと、独立賛成は52%、反対は48%だった。
過半数をわずかに上回る回答者が新たな住民投票の実施に賛成した。独立賛成派が過去2年あまりで初めてリードした」と述べた。


 しばらく、動きのなかったスコットランド王国の独立問題。
スコットランドは昔から独自通貨スコッチ・ポンドがあるので、その点では独立に支障となる問題は少ない。
民主主義とは、ある面で非常に厳しい。国民の「総意」ではなく「過半数以上」ですべてが動く。少数の反対も、多数の賛成に呑み込まれてしまう。
まぁ、嘆いていても仕方がないが・・・。