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6月の米国雇用統計は市場予想より悪い可能性

ブルームバーグ
6月の米民間雇用者数は市場予想より小幅な持ち直しにとどまった。米労働省による雇用統計の発表を5日に控え、雇用の伸びは低調な状況にあることが示唆された。
民間雇用者数は10万2000人増。ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は14万人増。
6月の雇用統計発表を控え、今回の統計は減速基調を示唆している。
ADPの財生産部門の雇用は1万5000人減。 建設業が1万8000人減少した 。一方、サービス業の雇用は11万7000人増。

エコノミストの見解
ムーディーズ・アナリティクスのチーフエコノミスト、マーク・ ザンディ氏:
「雇用市場は減速が続いている」
「企業が人員採用に一段と慎重になったため、雇用の伸びはここ数カ月に急激に鈍化した。小企業が最も神経質になっており、特に建設業や実店舗の小売りでその傾向が強い」
ムーディーズはADPと共同で集計調査を行う。

まぁ、これまで発表された米国経済指標を参考にすれば、当然と言えば当然。
弱い雇用統計、低いインフレ、そして利下げでドルが下落する、そんなシナリオが想定されますね。