fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

弱い米国輸入物価

米5月輸入物価指数はやはり予想を下回り、前月比-0.3%となった。

【経済指標】
・米・5月輸入物価指数:前月比-0.3%(予想:-0.2%、4月:+0.1%←+0.2%)
・米・5月輸入物価指数:前年比-1.5%(予想:-1.2%、4月:-0.3%←-0.2%)

輸入された原材料や製品の価格が前月比 -0.3%なので、それが加工されたりして消費者へと渡る消費者物価も下がる。来月も消費者物価は弱めになるのか。

しかし、このようなインフレ指標には市場は反応なし。
弱い小売り、消費の結果待ちといったところか。

さて、中東情勢も気になるところです。

ブルームバーグ
ホルムズ海峡近くで2隻のタンカーが攻撃を受けたとみられ、原油相場は5カ月ぶり安値付近から反発している。
この事件でタンカー1隻は船体の水上部分が損傷を受けたという。もう1隻の運営会社によれば、何らかの爆発があったが原因は不明という。


原油価格上昇は、サウジアラビアへのミサイル着弾のネタかと思いきや、ホルムズ海峡ネタでしたか。
今後、サウジアラビアの動向次第で、さらに原油価格上昇を期待。というよりは、カナダドル上昇に期待なんですが(笑)