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ヨーロッパ議会選  EU支持派が過半数割れか?

NHK
EU=ヨーロッパ連合の加盟国から議員を選ぶヨーロッパ議会選挙は、EU統合を支持する中道の2つの会派が大幅に議席を減らして、両会派を合わせて維持してきた過半数に届かない見通しです。
ヨーロッパ議会によりますと、日本時間の27日午後6時現在、議会の会派ごとの獲得議席の予測は、EU統合を支持する中道の2つの会派が、全751議席のうち合わせて326議席で、今の選挙制度が始まった1979年以来、両会派合わせて維持してきた過半数には届かない見通しです。
離脱を決めているイギリスや、フランス、イタリアでは、EUに懐疑的な勢力が首位になる見通しです。
また、EU統合を支持する会派に所属しながらもEUに批判的な勢力や、どの会派にも属していない新興の極右政党なども、着実に議席を増やしています。
こうした勢力の発言力が強まることで、難民・移民の問題や貿易などEUの重要政策の審議が難航することも予想されます。
ギリシャのチプラス首相はヨーロッパ議会選挙で与党の急進左派連合が最大野党の新民主主義党に敗北する見通しとなったことを受けて、26日、声明を発表し、ことし秋に予定されていた総選挙を前倒しして行う意向を示しました。
ヨーロッパ政治や選挙に詳しいパリ政治学院のトマ・ビティエッロ氏は「EUを支持するのかしないのか意見が真っ二つに分かれた選挙だった。現状では、どの会派が連立を組むのかも見通せない」と述べ、今後の議会運営は不透明な状況だという見方を示しました。
また、EU統合の旗振り役であるフランスのマクロン大統領の与党「共和国前進」の得票が、極右政党「国民連合」を下回ったことについて「多くの有権者マクロン政権の政策に満足しておらず、おととしの大統領選挙でマクロン氏に投票した中道左派などが今回支持に回らなかった結果だ。マクロン政権への失望の表れで、今後、大統領の勢いが弱まる可能性がある」と述べ、今後フランス国内でマクロン大統領の求心力が低下する可能性があると指摘しました。


あれっ?親EU派が過半数を占めたのではない?
途中結果については、複数のメディアで確認しないと危ないですね。