fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

弱さが示され始めた英国雇用

英国雇用統計
英国雇用者数増減 3か月
結果 99.0K 予想 141.0K 前回 179.0K
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市場予想より、かなり雇用者減となった。
ブレグジットにより、雇用のピ-クは過ぎたと観れる。

求職者給付受給者数増減
結果 24.7K 予想 24.2K 前回 22.6K
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雇用環境は悪化し、失業による保険受給者数が増えている。

ここまでで、英国経済指標について振り返ってみる。
GDP成長率1Q +0.5%
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企業がブレグジットに備え、過剰生産により在庫積み上げ。2Q成長分の先取りが1Qに観られた。

インフレ率 +1.9%
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インフレが落ち着いてきたのは、食料インフレが低くなっていることがある。
食料インフレ +0.8%
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経常収支 1Q £-23.7B
経常収支は、引き続き大幅な赤字が続いている。
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製造業PMI 53.1
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設備稼働率 80.7%

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設備稼働率については、今後さらなる低下が予想されている。
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企業倒産件数 
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企業の倒産件数は顕著な増加は観られない。あくまで、企業は英国からの引き揚げ、撤退が増えているだけです。

民間投資

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合意ある離脱か合意なき離脱かで民間投資も変わってくるが、現在の予測では前年割れの投資額で推移するものと見込まれている。

民間投資(予測・見込)
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失業者数 1085.2千人
今後、企業が脱英国に動き、かなりの失業者が出るものと観られている。

実績
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予測
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