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米長短金利が12年ぶりに逆転、景気減速を意識

ロイター
米債券市場で3カ月物財務省短期証券(Tビル)と10年債の利回りが2007年以来約12年ぶりに逆転した。製造業統計が予想を下回る中、景気の減速が意識されている。
長短金利の逆転は景気後退(リセッション)入りの兆候ともみられる。
午前の取引で3カ月物TB利回りは2.4552%。10年債利回りは2.4319%。
BMOキャピタルマーケッツ(ニューヨーク)の米国金利ストラテジスト、ジョンヒル氏は「米連邦準備理事会(FRB)のハト派姿勢や世界経済への懸念を背景に、市場は今後10年の平均金利が足元の水準を下回ると予想している」と指摘した。
さらに、FRBの経済モデルによると向こう1年の景気後退確率は35%程度にとどまっているが、向こう2年の確率はかなり高まっているとした上で、現在の景気局面が終了するのは時間の問題で、今後はFRBの政策対応が景気後退の後ずれや緩和につながるかが焦点になると述べた。


この逆イールドが、後の景気減速を示唆していたとわかるのか。