fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

ゴールドマン-今は対円のドル売り持ち勧める

ブル-ムバ-グ
ゴールドマン・サックス・グループは米金融当局がハト派論調を強めるとの見通しを巡り、読みが半分当たったものの、ドルの取引で失敗した。そこで、今は別の戦術を試みている。
最近までドル指数 (DXY)の売り持ちを勧めていた同社だが、7日に損失拡大回避でポジションを解消するストップロスが97.50の水準で執行された。
現在勧める戦術的な取引は円に対してドルを売り持ちすることという。
「現在のデータの状態から恩恵を受けるのは主に円である公算が大きいとみられる」とストラテジストらは記述。「引き続きドル安を予想しているが、この見方を支えるようなデータが出るとしても、世界の成長に悲観的な市場では、対ユーロの比重が大きいこともあり、ドル指数の下落実現には時間がかかるだろう」と分析した。
円について強気の見方を示すストラテジストやエコノミスト、ファンドマネジャーは多い。ゴールドマンは現在、1ドル=108円を目標に円に対してドルを売り持ちとする取引を勧めている。ドル・円相場は8日、111円16銭で終了し、あと3%下落する必要がある。

イメージ 1