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英産業連盟(CBI) 『合意なき離脱』となる可能性が高そうだ

ロイター
英経済団体「英産業連盟」(CBI)のフェアバーン事務局長は10日、英国が離脱協定に合意しないまま来月、欧州連合(EU)を離れる確率が高まっており、今や「緊急区域」に入ったとの懸念を示した。スカイニューズで語った。
同事務局長は「離脱に向けた議会手続きは行き詰まっているようだ」と指摘。「現状を打開する方策は見当たらず、『合意なき離脱』となる可能性が高そうだ」と述べた。

英離脱迷走、世界貿易に影 FTA継続の見通し立たず

日経新聞
英国と欧州連合EU)の離脱協議が迷走する中、合意なき離脱の場合には英の「自由貿易圏」がいったんほぼ消失する情勢であることが明らかになった。英政府が2017年時点で、EU域外の国との関係は継続できると説明していただけに混乱防止が「空手形」になったことへの経済界の不満は大きい。米中の貿易戦争に続く世界経済のさらなる不安要因にもなりかねない。

ロイター
英議会下院は14日、欧州連合(EU)離脱について審議する。もっとも、メイ首相とEUが結んだ合意案について再び是非を問うわけではない。
首相はEUに対し、1月に英議会で否決された合意案に修正を加えるよう働きかけており、「可及的速やかに」修正案を持ち帰って議会採決に諮ると表明したが、日程は決まっていない。
首相はまた、2月13日までに「意味のある採決」ができる修正案を持ち帰れない場合には、議会が14日に離脱について審議するのを認めると約束した。
仮に首相が14日までにEUから合意案の修正を勝ち取り、英議会で採決にかけられるなら、離脱全般を巡る14日の審議は見送られる。しかし首相は14日までにEUから修正を引き出せない見通しだ。
英メディアによると、メイ首相の合意案を巡る再採決は、早くても25日の週になる見通し。