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お騒がせBNPパリバ

フランス最大の銀行であるBNPパリバが世界の市場が混乱に陥った昨年末、S&P500種株価指数に連動するデリバティブ金融派生商品)取引で8000万ドル(約87億6000万円)の損失を被ったことが分かった。
詳細が非公開として匿名を条件に語った関係者によれば、ニューヨーク在勤の米インデックストレーディング責任者、アントワーヌ・ルース氏はクリスマス休暇を取得したままの状態で、自身が取ったS&P500種のポジションが悪化した後も職場に戻っていない。損失の大半はクリスマス直前の数日間に発生したという。
関係者によると、S&P500種の下落を受けて取引が多額の損失を出し始めた時、ルース氏は既に休暇中だった。米中通商摩擦の激化をめぐる懸念で米国株は昨年12月に数日間急落し、その後急速に反発したものの、投資家やトレーダーの間には打撃が広がった。
ブルームバーグ

サブプライムロ-ン危機の発端だったBNPパリバ、またもや、巨額損失の発表が行われた。 
ただ、前回の金融危機時は損失額が49億ユーロ(約7600億円)であって、パリバショックとも言われた前回に比べて今回の損失など微々たるもの。
これから、株式、ジャンク債市場において、もっとショッキングな出来事が引き起こされるものと観ています。


さて、独IFO景況指数は、ユーロ圏の景況感と業況を決定する指標である。同測定値は、約7,000の企業の調査からまとめられる。
ドイツ企業の景況感がかなり悪化している。
結果 99.1 予想 100.7 前回 101.0
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