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fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

英製造業PMIは改善ながら

英国公認購買供給協会(CIPS)購買担当者指数(PMI)
結果 54.2 予想 52.6 前回 53.6
良好な結果ながら、対円ではポンド上昇ならず。
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さて、英国の合意なき離脱で、英国がテロの標的になるかも知れません。

英国 合意なき離脱で治安悪化に 
BBC News

メイ首相は1日、議会が欧州連合EU)離脱協定を承認すれば英国は「窮地を脱し」、「意見の違いを棚上げにできるようになる」と新年のあいさつで話した。
発効には議会の承認が必要となり、採決は昨年末に行われる予定だったが、協定の内容に対する与野党議員からの反発が強く、メイ首相は採決を延期した経緯がある。
英下院は、今月半ばに離脱協定の採決を行う予定。
ロンドン警視庁のクレシダ・ディック警視総監は、合意なき離脱となった場合、英国がEUの犯罪者データベースにアクセスできなくなったり、外国からの身柄引き渡しも難しくなったりするかもしれないと一般市民が危険にさらされる可能性があるとの見解を示した。
ディック氏は、ロンドン警視庁は欧州の警察機関と協議し、緊急時対応計画を調整していると話した。
離脱協定には離脱条件のほか、EUとの将来の関係を示した政治宣言が含まれているが、発効には英下院の承認が必要となる。
メイ首相は先に、EU非加盟国の中で最も包括的な安全保障関係をEUと結びたいと話していた。
ブレグジット後、英国は欧州刑事警察機構(ユーロポール)や欧州司法機構(ユーロジャスト)といった法執行機関から脱退するほか、EU加盟国間の容疑者身柄引き渡しを迅速にするための欧州逮捕令状の仕組みからも外れることになる。
ディック氏は、最終的には「今と非常に似ている」仕組みに落ち着いてもらいたいが、合意なしブレグジットとなった場合は、「短期間での実現は非常に難しく」なるだろうと指摘した。「迅速に容疑者を逮捕したり、身柄を引き渡したりするために使っている、データベースへのアクセスに使っているものを、いくつか変更しなくてはならないし、できる限り効果的な方法で変えなくてはならない」「間違いなくコストはかさむし、間違いなく時間はかかるし、もしかしたら、そう、一般市民を危険にさらすかもしれない」
警視総監はその上で、ロンドン警視庁は国内各地の警察本部と共に、ブレグジット後に欧州との協力関係を維持する最善策を模索していると話した。
また、欧州各国の警察組織とも、国ごとに個別に協議し、協力関係を維持するための緊急対策を練っていることも明らかにした。


なるほど。合意なき離脱で、英国の治安にも大きく影響を及ぼすんですね。
テロ組織にとっては、英国が狙いやすくなるということも考えられそうです。