fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

オ-ストラリア 雇用拡大

オーストラリア 雇用者数増減
結果 37.0K  予想 20.0K  前回 32.8K
イメージ 1


11月豪雇用統計は、新規雇用者数は市場予想を上回る3万7000人、失業率は予想5.0%が5.1%との結果。ただ、雇用に関しては年々改善されていることが失業率から確認できます。

失業率推移
イメージ 2

ただ、雇用者数の増加分は臨時、パ-ト等の非常勤雇用者数が多く占めているため、賃金インフレによる利上げ期待までは結びつかない。

さて、オーストラリアでは住宅市場が冴えない。
しかし、オーストラリア・シドニーの今年のウオーターフロント高級住宅の価格上昇率が89.3%と、世界1位となったことが、高級不動産の多い世界12都市を比較した英系不動産サービス大手ナイトフランクの調査で明らかになりました。2位はゴールドコースト、3位はパースと、豪国内都市がトップ3位を占めたと、オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。
同調査によると、ゴールドコーストのウオーターフロントの高級住宅価値の上昇率は64.1%、パースは53.2%。ナイトフランクの国内住宅部門を率いるハーディング氏は、「住宅市場が下降基調に入っても、ウオーターフロント住宅の需要は高いままで、価値が下がらないことは投資家の信頼感につながる」と述べた。シドニーでは今年、ハーバー沿いで最大規模のポイントパイパーの住宅が1億豪ドル(約81億円)で、開発が進むバランガルーの高層ビルの物件が6,000万豪ドルで売却されている。
同調査ではドバイ(50.7%)が4位、パリ(48%)が5位と続き、シンガポール(7.7%)が最下位だった。