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EUと英国 EU離脱の最終草案に合意

ブル-ムバ-グ
欧州連合(EU)と英国は、緊密な経済関係を維持する方針を盛り込んだEU離脱の最終草案に合意した。メイ英首相にとっては一定の譲歩を引き出せた形となり、国内で離脱合意への賛同を呼び掛ける上で有利となる可能性がある。
EUのトゥスク大統領(常任議長)は草案に原則合意したと明らかにし、25日の首脳会議に諮られると語った。メイ英首相は閣僚らに報告した後で首相官邸前で記者会見し、「英国民はこの決着を望み、明るい将来への道を開く良い合意を期待している。そのような合意が手の届くところにあり、それを実現させる」と述べた。
離脱交渉の決着を受け、外国為替市場では英ポンドが上昇した。
ただ、欧州委員会のシナス報道官は記者団に対し、スペインが主張するジブラルタルや、漁業権の問題がいまだ合意できていないと語った。ドイツのメルケル首相も依然アイルランド問題が障害になっていると述べ、合意が成立したとの見方に疑問を示した。


まぁ、交渉人との間では合意に達しても、国として合意に達する可能性は極めて低いでしょう。
正式離脱まで4ヶ月。メルケルさんが思っているように、合意が成立したと言うのは早計だと思いますがね。 

ロイター
英野党労働党のコービン党首は22日、メイ首相の欧州連合(EU)離脱合意案について『全世界で最悪』と批判した。
英国とEUはこの日、英離脱後の関係の大枠を定める「政治宣言」の草案で大筋合意している。
コービン氏は議会で、合意案が交渉の失敗を示し、将来の枠組みは何も変わっておらず、労働党が支持できる水準に達していないとの認識を示した。