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ペンス米副大統領 中国共産党に「宣戦布告」

大紀元
ペンス米副大統領は、シンクタンクのハドソン研究所で行った10月講演で中国当局を非難した。
副大統領の演説は、過去40年間の対中宥和政策の見直しと、中国共産党政権に対して全面的な反撃を宣言したものだ。対中国共産党の「宣戦布告」ともいえよう。
ペンス副大統領は講演中、「中国共産党」または「共産党」という言葉を18回使った。この「中国」と「中国共産党」を区別する視点は、あらためてトランプ米政権が中国国民を敵視しているのではなく、中国共産党を最大の脅威と見なしているとの主張が見てとれる。
米中双方は、貿易問題で対立を激化させているほか、現在軍事的なにらみ合いも起きている。
中国当局は軍に対して「戦闘に備える訓練を全面的に強化し、戦闘で勝利を獲得する能力を高めよう」と要求した。政府系放送も、高精度の核弾頭を搭載可能の「超音速ミサイル運搬機(WU-14)」の発射テストが成功したと大々的に報道し、米をけん制しようとした。
ペンス副大統領はこれに対して、「われわれは威圧にひるまない。米国の国家安全保障と国内経済を堅く守っていく」と強調した。
副大統領はトランプ大統領の強軍政策の下で、「核兵器の近代化」を目指しており、「最先端技術の戦闘機と爆撃機の実戦配備を進めている」「次世代の空母を建設している」「デジタルネットワークの防衛力を強化している」と、米軍の戦闘力の向上について具体的に述べた。
中国共産党の本質は「偽、悪、闘」である。国内外の政策や外交問題などをみても、共産党は一貫して、「偽、大(大げさに)、空(空っぽ)」という特徴で物事を進めてきた。国際社会で、横暴な態度でごろつきのように振る舞ってきた中国共産党が最も恐れているのは、その邪悪な本質を暴かれることだ。
副大統領は「中国当局が、米の政治と政策に対して悪意を持って干渉・介入をすれば、いかなる方法でもそれを暴き続けていく」と話した。
トランプ政権の下で、米国および世界各国の人々は、中国共産党の本質を認識できるようになるだろう。中国共産党に対する国際包囲網が形成されれば、14億人の中国国民も共産党政権の圧政から解放される希望を見出すことができるに違いない。
ペンス副大統領は最後に中国のことわざ「人見目前 天見久遠」(人間は目の前を見ているが、天は遠い将来を見ている)を引用し、「神は未来を見ていると信じている。神のご加護で、米中両国はともに未来を迎えられるように」と演説を締めくくった。


今回のペンスさんの訪日で、マスコミなどに公表される内容は大したものにはならない。非公表、非公式の秘密裏での密約とか話し合いこそが重要なのですが、残念ながらそれを知ることはできません(苦笑)