fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

ブレグジットが騒がしくなってきました

ロイター
フランス銀行(中央銀行)のビルロワドガロー総裁は、国内保険会社に対し、英国と欧州連合(EU)が離脱条件を巡って期限内に合意できなかった場合に備えたコンティンジェンシー・プラン(不測の事態を想定した緊急対応策)を発動すべきだとの見解を示した。
総裁はパリで開催された国内保険会社の会議で「残念ながら、ブレグジット(英国のEU離脱)は短期的にわれわれを最も忙しくするとみられる問題だ」と発言。仏プルーデンス規制・破綻処理庁(ACPR)は「円滑な移行を確実にするため積極的に動いている」ものの、「緊急対応策を発動する時が来た」と言明し「これは新たな許可、ポートフォリオの移動、欧州企業の移転や第三国での支店設立が行われることを意味する」とした。
その上で「望まないにせよ、英国の合意なき離脱に向けて準備すべきだ」と述べた。

今頃になって、欧州諸国もいろいろ騒がしくなってきましたね。

ロイター
イングランド銀行(英中央銀行)が発表した9月の英消費者向け融資の伸び率は、過去3年余りで最も低水準となった。自動車販売の大幅減少が背景。9月の消費者向け融資の伸び率(年率)は7.7%で、8月の8.2%から低下し、2015年6月以来の低水準となった。
9月までの3カ月間の消費者向け融資の伸び率は5.5%で、2014年1月以来の低水準。
中銀は融資の伸び鈍化について、9月の自動車販売が不振で、自動車関連融資の需要が大幅低下したことが反映されたと説明した。9月は年に2回のナンバープレートの変更時期に当たり、通常は英自動車業界にとって重要な月となる。