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合意なき離脱は多大なコスト負担

ブルームバーグ
国際通貨基金IMF)は17日、メイ英首相に対して欧州連合(EU)を離脱する前にEUとの通商協定をまとめるよう促した。
IMFはどのような選択肢であれEU離脱にはコストが伴うが、協定なしの離脱、「特に無秩序にそうした事態に陥れば英経済にとって多大なコストを強いる」ほか、EU経済にとっても程度は英国より小さいが影響が及ぶと指摘した。
協定がまとまるまで英EU離脱を巡る不確実性が投資の重しとなる公算が大きいとの見通しも示した。
IMFは時宜を得た通商協定と比較的スムーズな離脱プロセスとの想定の下で英経済が今年と来年、約1.5%の「緩やか」な成長になると予想しているが、より混乱を伴う離脱なら「もっとずっと悪い結果」につながる可能性があるとしている。