fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

英国関連のニュースから

英仏のホタテ戦争 協議決裂

ホタテの漁場を巡り英仏の漁船が仏北部沖で衝突した問題について、仏農業・食料省は12日、英仏の漁業団体の間で行われた最終合意に向けた協議が決裂したことを明らかにした。今後、さらに漁場での緊張が高まる可能性が出ている。


ブルームバーグ

●英国の方がEUより打撃が大きい-EU28政府が指摘
●合意なき離脱なら企業はハンマーで打ちのめされる-英経済団体

英国の運転免許証が欧州連合(EU)でもはや有効ではないため、英国人はフランスにもはや自家用車で行けなくなる。
これは合意成立なしに英国がEUを離脱する場合、英国の方が打撃が大きいことをEU28カ国政府がまとめた文書に見られる一例だ。
英最大の経済ロビー団体である英産業連盟(CBI)のキャロライン・フェアバーン事務総長はこの内容について「合意なき離脱に至れば企業はハンマーで打ちのめされることを明確にしている」と指摘。「イデオロギーが確かな証拠に優先される場合、どの程度の混乱が見込まれるかも示している」と述べた。
合意なき離脱なら、大半の工業製品の貿易でも英国に不利が生じるという。EU向けの英国製品は英国内基準を満たしていても、EUの承認機関による試験と適合検査に別途合格する必要が出てくる。一方で英国は、EUが承認した製品を英国基準に適合しているかの試験をせずに一定期間受け入れ続けることになる。
運転免許証でも、EUの免許保持者が英国離脱後に英国で運転する場合は何ら規則の変更はない。だが、英国人は5.5ポンド(約800円)支払って国際免許証を取得する必要があるかもしれない。英国からEUへの長期的な住所変更の場合はそれぞれの国で再び運転免許試験を受けなければならないかもしれない。それを避けるには2019年3月の離脱前に英国の免許証をEUの免許証に移行する必要がある。


まぁ、細かいことを含め、いろいろあるものです。


[ロイター] - 国際通貨基金IMF)は17日、英国が合意なく欧州連合(EU)を離脱することになれば、英経済は縮小すると予想するとともに、合意に基づく離脱でもEUに残留するより財政状況は悪くなると指摘した。
IMFはこの日発表した英国経済に関する報告書で、離脱交渉が妥結すれば2018年および2019年の経済成長を約1.5%と予想。EUに残留した場合は約1.75%と予想した。
ラガルド専務理事は、合意なしの離脱となれば景気は縮小するとの見方を示し「より混乱を伴う離脱ははるかに悪い結果をもたらす」と述べた。
「現在の単一市場に比べ、あらゆるブレグジット(英国のEU離脱)シナリオは英経済にコストをもたらし、英国ほどではないがEUにもコストとなる」と指摘。「新たな関係において貿易への障害が大きければ大きいほど、コストも大きくなると予想される」と語った。
IMFは、ブレグジットまでに対処すべき問題が山積しているとの認識を示した。
英国経済は、EU離脱を決定した2016年の国民投票以降、減速傾向にあるが、前週発表された5─7月の成長率は、サッカーワールドカップ(W杯)と猛暑が個人消費を押し上げ、約1年ぶりの高水準を記録した。
ラガルド専務理事とともに会見したハモンド財務相は、英政府はIMFの合意なき離脱の場合の「明確な警告」を留意しなければならない、と述べた。