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日経225先物 強気派と弱気派がより一層鮮明に

株式相場
2018年08月01日(水) 空売り比率 40.7% 日経平均株価 22,746.70円
2018年08月13日(月) 空売り比率 48.5% 日経平均株価 21,857.43円
8月に入り、およそ2週間で、日経平均株価はおよそ1000円の下落、空売り比率は50%へ迫る勢いにある。
株価は下落を見込む空売りに利があったわけだが、証券会社別では、より一層強弱が鮮明になってきている。

日経225先物 取引日:~2018年08月03日 限月:18-09
日経225先物建玉残高
(弱気派)
SMBC日興証券  -13117
メリルリンチ日本証券  -12267
野村證券  -12108
UBS証券  -9746
ゴールドマン・サックス証券  -7407
(強気派)
BNPパリバ証券  12667
JPモルガン証券  15902
ソシエテジェネラル 24109

取引日:~2018年07月06日 限月:18-09
(弱気派)
ゴールドマン・サックス証券  -16411
メリルリンチ日本証券  -10853
エイチ・エス・ビー・シー  -8621
野村證券  -7625
SMBC日興証券  -7181
(強気派)
JPモルガン証券  12604
BNPパリバ証券  14952
ソシエテジェネラル  21394

本邦証券会社の野村證券やSMBC日興証券空売りを拡大。
ゴールドマン・サックス空売りポジションの半分以上を利益確定とし、残りは空売り継続。
新たに、UBS証券が弱気派(空売り)の先頭集団に加わった。
一方、強気派の顔ぶれは変わらず。JPモルガン証券、BNPパリバ証券、ソシエテジェネラルの御三家はいまだに強気を貫いている。
よくブル-ムバ-グやロイタ-などで株価予想や為替予想を目にするが、上記強気派は円安株高予想になり、弱気派は円高株安予想に傾きやすい。各社ポジショント-クもあるので、鵜呑みにはしない方いいでしょう。