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ニュ-ジ-ランド業況は低調な結果

ANZ業況判断指数は、現在のニュージーランドの業況を測定する指標である。
同指標は短期の経済状況を分析する助けとなる。指標の低下傾向は設備投資の低下を示し、生産高の低下につながる可能性がある。

結果 -44.9 前回 -39.0
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ニュ-ジ-ランドのニュ-スから

(CNN) ニュージーランドの企業がこのほど、週休3日制を試験運用したところ、生産性やワーク・ライフ・バランスの向上や、ストレスの低減がみられるなど大きな成果が見られた。今回試験運用を行った企業は、週休3日制の本格的な導入を検討している。
週休3日制の試験運用を行ったのは、遺書作成や遺産管理のサービスを提供している「パーペチュアル・ガーディアン」。従業員240人超を対象に、賃金は週休2日制のまま、3月初めから4月末までの期間に週休3日制の運用を行った。運用については社外の研究者が主導した。
昨年後半に行われた調査では、ワーク・ライフ・バランスの管理が出来ていると感じている回答者の割合は54%だった。今回の試験運用後は、この割合が78%に上昇した。
試験運用を主導した研究者の1人、オークランド工科大学のジャロッド・ハー氏は、試験運用が成功した主要な要素はスタッフのインプットにあったと指摘。「従業員は物事を設計し直す自由を与えられた」と述べた。ハー氏は、今回のモデルは他の職場にも導入できる可能性があり、働き方に革命をもたらすかもしれないと期待を寄せる。
パーペチュアル・ガーディアンのアンドルー・バーンズ最高経営責任者(CEO)によれば、従業員は生産性が向上したほか、SNSや仕事以外の活動に使う時間も減った。バーンズCEOは取締役会に対し、週休3日制を恒久的に導入するよう推奨したという。
今回の実験結果はニュージーランドにとって大きな意味を持ちそうだ。経済協力開発機構OECD)によれば、ニュージーランドは他国と比較して労働生産性が低い。


ニュージーランドのデービス観光相は、同国を訪れる観光客に対し課税する方針を発表した。増え続ける観光客に対応するため、インフラ整備や自然環境保護の財源に充てるという。
ファンタジー冒険映画「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地にも選ばれたニュージーランドは、美しい自然や野外で楽しめる種々のアクティビティーが人気を呼び、近年は海外からの観光客が増加傾向にある。
ニュージーランドの人口約490万人に対し、今年3月までの1年間で同国を訪れた観光客の数は380万人だった。政府は2024年までに年間の観光客数が510万人に膨れ上がると予測している。
政府の計画では、観光客がビザなどの申請を行う際、25~35ニュージーランド(NZ)ドル(約1900~2700円)の税金を課す。オーストラリアと周辺の太平洋諸島の国々から来る人々は課税対象に含まないという。
デービス氏によると導入は来年の後半になる見通し。最初の1年で6000万~8000万NZドルの税収が見込めると試算している。