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ブレグジットによる英国の雇用喪失

[ロンドン 24日 ロイター] - ロンドンの金融街「シティー・オブ・ロンドン(シティー)」の行政責任者キャサリン・マクギネス氏は24日、議会EU離脱委員会への証言で英国の欧州連合(EU)離脱によって短期的に金融業で最大1万2000人の雇用が失われるとの試算を公表した。長期的にはより多くの雇用がなくなると指摘した。
雇用喪失は最低でも3500人との試算だ。英国では200万人以上が金融業に就く。そのうちロンドンに39万6000人が集中している。
銀行や保険会社、資産運用会社は、英国が19年3月にEUを離脱した際にEUの顧客へサービスを提供し続けられるようにEU域内に拠点を開設している。


英国の場合、経済を支え、成長をけん引しているのは、製造業ではなく、高度サービス業なのである。
ブレグジットによる負の影響は、長期戦で観る必要がある。