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ドルと円が下落

ブルームバーグ
ニューヨーク外国為替市場ではドルと円が下落。難民問題を巡り欧州連合(EU)首脳会議で合意に至ったことから、ユーロは対ドルで1カ月ぶりの大幅高となった。円は主要10通貨全てに対して下落した。米国債利回りと原油相場の上昇が円を圧迫した。
銀行の株主還元が大幅に増える見通しや、ムニューシン財務長官の発言を受けて株式相場は上昇した。長官はキャピタルゲイン課税の改革について言及し、中国と貿易戦争をしているわけではないと述べた。トランプ大統領世界貿易機関WTO)脱退を検討しているとの報道については、「誇張」だとして退けた。
ゼネラル・モーターズ(GM)は自動車関税が発動された場合、米国内で人員削減に踏み切る可能性もあるとの見解を示した。これが伝わると、株式相場は伸び悩んだ。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が欧州連合(EU)加盟国首脳らに、貿易戦争がエスカレートすれば、予想よりも大きな影響が及ぶ可能性があると警告したものの、ユーロは堅調を維持した。