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米国債ロールオフで株安?

ブルームバーグ

米国の量的引き締め(QT)はS&P500種株価指数にとってつらい。米金融当局がシステム・オープン・マーケット・アカウント(SOMA)で保有する米国債が満期を迎えた過去5回のケースで、同指数は下落した。
このQTと同指数の関係は「誰でも知っているファンドのシニアポートフォリオマネジャー」と名乗る@Martingale_Macroのツイッター上で指摘され、イースト・ウェスト・インベストメント・マネジメントのマーケット・ストラテジスト、ケビン・ミューア氏が自身のブログ「マクロ・ツーリスト」で詳細を示した。
債券をアウトライトで売るよりもむしろ、満期を迎えた債券の償還金を再投資せずに手元にそのまま残すことを意味する「ロールオフ」を当局は容認している。これは流動性を低下させ、解説者らが正しいなら、株式からの資金流出を証明する。
2月28日以降、それぞれの満期日にS&P500種は0.68%以上下落。3月31日のロールオフの際は翌営業日に2.2%安と、今年4番目の下落率を記録した。次回の償還日は今月30日で、翌営業日は7月2日となる。


来週は株式相場下落の可能性が高いのか。ポンド円の売りポジションを楽しみにします。