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ハードブレグジットでも英国の銀行は大丈夫?

[ロンドン 27日 ロイター] 
イングランド銀行(英中央銀行)は、来年3月に「ハードブレグジット(強硬な欧州連合=EU=離脱)」となった場合でも国内の銀行は対処できるとの声明を出した。英国の銀行の準備が不十分とするEUの警告を退けた形だ。
英中銀の金融行政委員会(FPC)は、国内の銀行は十分な資本を持っており、英国が来年3月に合意なしのEU離脱となった場合でもこれ以上は必要とはならないと指摘。「英国の銀行システムは、無秩序なブレグジットとなったとしても、実体経済を支えることができると引き続き判断している」とした。
欧州銀行監督機構(EBA)は25日、英国のEU離脱に向けた銀行の準備が十分に進んでいないと指摘した上で、銀行は公的な支援介入という「奇跡」を期待すべきでないとくぎを刺した。
FPCはまた、一握りの銀行を対象に、サイバー攻撃への耐性を調べるストレステストを2019年に初めて試験的に実施するとした。
英中銀はさらに、貿易摩擦が激化しているとして、世界経済のリスクが強まっていると指摘した。


前回の金融バブル崩壊前にも、銀行は健全というような認識だったような。
英国中央銀行もハードブレグジットを甘く見過ぎてますね。
ハードブレグジットによって、企業が英国から逃げ出して「こんなはずじやなかった」と嘆くのでしょうか。


さて、ポンド/ドルは1.31台へ。

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